悲しき社畜が経済的自由を目指すブログ

これは、悲しき社畜が経済的自由を目指す物語である。

PERが高い銘柄は買ってはいけないのか

株の割安さや加熱さを見る指標の一つにPERがあります。

 

 

図解「PERって何?」という人のための投資指標の教科書

図解「PERって何?」という人のための投資指標の教科書

 

 

 

PERの計算は、企業価値当期純利益(or株価をEPSで割る)で割るのですが、この数値が10であれば、今のままの利益水準が続けば10年で投資の元が取れるということであり、20であれば20年も回収に時間がかかるということになります。

 

私はグロース株投資をしていますが、倍以上になった銘柄を思い起こすと、PERは大体高水準です。

 

鎌倉親書、シンクロフード、マークラインズ、シェアリングテクノロジーetc...

 

PERは現在の利益に対して、株価が上がると上昇するので、今後も利益が伸びるとみんなが考えれば、PERはするすると高くなっていきます。

 

「みんなの意見は案外正しい」とは言いませんが、優れたビジネスモデルを保有する会社は大体PERは40以上になっています。評価されているということですね。

 

なので、高PERの銘柄を除外してしまうと、せっかくの株価上昇を逃してしまう可能性があります。「この市場規模でシェアが◯◯%取れるなら、今の利益から何倍になるな」と考えることができれば、「単にPER高いから」とならずに、合理的に高PER銘柄を買うことができます。できれば、このあたりをしっかり式としてブログに紹介できるようになりたいですね。

 

勿論、優れた企業が低PERであることもありますし、そこに投資できれば一番いいです。

 

何が言いたいかというと、杓子定規にPERが高いからと思考を打ち止めせずに、何が割高なのか、何が割安なのか、高PERに見えるが本当に割高なのか?と、考え続けることが大事だということですね。