最近は嵌っていたゲーム(後で気が向いたら書きます)やライフイベントも落ち着いて、ある程度時間ができてきました。自己啓発の観点から中小企業診断士を取得しようかと検討しています。
みんなが欲しかった! 中小企業診断士 合格へのはじめの一歩 2019年度 (みんなが欲しかった! 合格へのはじめの一歩シリーズ)
- 作者: TAC中小企業診断士講座,小口真和,鈴木伸介,仲田俊一,夏原馨,松本真也
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2018/08/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
受けるにあたって、資格の詳細や戦略について考えを載せたほうが今後のためにいいかと思ったのでまとめます。
中小企業診断士とは何か
定義については以下のリンクから抜粋します。
中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。法律上の国家資格として、「中小企業支援法」第11条に基づき、経済産業大臣が登録します。
中小企業診断士制度は、中小企業者が適切な経営の診断及び経営に関する助言を受けるに当たり、経営の診断及び経営に関する助言を行う者の選定を容易にするため、経済産業大臣が一定のレベル以上の能力を持った者を登録するための制度です。
中小企業基本法では、中小企業者が経営資源を確保するための業務に従事する者(公的支援事業に限らず、民間で活躍する経営コンサルタント)として位置づけられています。
https://www.j-smeca.jp/contents/002_c_shindanshiseido/001_what_shindanshi.html
つまりは、国が認定した経営コンサルタントの資格です。しかしながら弁護士や医者のような独占業務はなく、これが無いからと言ってコンサルができないわけではありません。あったらいいねという程度のものなので、よく「足裏の米粒」と言われるようです。
受験を考えたきっかけ
もともと知っている知識が多かった
大学で経済学を専攻していたのもあり、経済学、会計や経営についての知識もある程度あります。基本情報技術者やビジネス実務法務検定も取得していますし、ITや法務についても苦手意識はありません。過去問をざっと見てましたが、とっつきにくさはありませんでした。
仕事に必要な知識であること
現在の仕事は経営企画的な業務であり、経営戦略やマクロ経済、マーケティングの知識は結構必要とされてます。社内でも取得するとある程度箔がつきますし、得られた知識自体も仕事でも活かせるなと思いました。
独立や副業に繋がるかも
このブログの主旨でもありますが、現在の仕事が嫌になったりクビになったりしても大丈夫なようにしたいという思いがありますので、コンサルタントとしての道が開けるこの資格は魅力的でした。転職しないにしても、副業で稼ぐことも可能になります。
試験内容について
試験科目
一次試験が7科目、二次試験が4科目、最後に面接があります。
どの科目も接点がない人にとってはかなり辛い試験だと思います。
合格率
詳細は下記リンク参照ですが、一次試験と二次試験ともに合格率は20%程度です。そこまで難関でもなくそこまで易しくもなくという印象でした。
勉強時間
様々なサイトを見てみると、必要な勉強時間は大体1,000時間程度とされています。
1,000時間というと、10月までの試験を1月から始めたとして1カ月あたり100時間、一日3時間程度の勉強が必要となる計算です。一般の社畜からすると1年間での合格はかなり難しそうです。2年計画とかがちょうどいいのかなというイメージです。
勉強法
各勉強法のメリットとデメリットを表にしてみます。
|
メリット |
デメリット |
①市販のテキストで独学 |
価格が安い 自分のペースで勉強可能 |
質問や添削が不可能 |
②通信講座 |
価格が安い 自分のペースで勉強可能 講座の動画がある |
質問や添削に制約あり (メールだけだったり、有料だったり) |
③通学講座 |
講座、テキスト 直接質問できる 添削してもらえる |
価格が高い 通学の手間、時間の制約 |
①は一番安いと思ったのですが、通信講座や通学講座には合格祝い金があり、価格だけなら通信講座が安くなるケースがあるのでメリットは薄いです。また、最近の通信講座は動画で講義を視聴できるので、わざわざ値段の高い通学講座を受講するメリットは感じませんでした。そうなると、価格も安く時間に縛られない通信講座が一番フィットすると思いました。勿論、直接講師の方とお話しできるというメリットは絶大なので、不安な方は通学講座がお勧めです。
教材の重視するポイント
価格が安いこと
悲しい社築には無駄に使っていいお金はありませんので、まずは安いことが大前提です。受験料抜きの費用を考えると、テキストのみだと5万、通信講座は5万~20万、通学講座は20~30万程度が相場のようです。価格面だと①②となります。
合格できる品質であること
ただ安くてもテキストや講義の品質も貧相だったら意味がありません。合格に値する品質も最低限確保する必要があるので、講座の評判やレビューを調べる必要ありです。
通勤時間や昼休み等の隙間時間を活用できること
通勤時間にスマホで講義の動画やテキストを見られたら便利です。それだけで毎日の勉強時間を確保できるなんて素敵ですよね。そこを活かせるのは動画を提供している②通信講座か③通学講座となります。
価格、品質、時間という3点から学習法を選ぶことにしました。つまり②通信講座です。
通信講座の比較
わかりやすいサイトがありましたのではっておきます。
品質的にはクレアールが圧倒的、価格面ではレボと通勤講座が良いそうです。出不精かつ支出を限りなく削りたい身としては、受講するとすればクレアールは難しいので、レボor通勤講座が選択肢となりそうです。3年間の延長無料のレボが魅力的にうつります。
通信講座比較まとめ
|
レボ(診断士ゼミナール) |
通勤講座 |
価格 |
49800(テキスト+19800 |
49980(テキスト+14980 |
合格祝い金 |
30000円(2021年度まで) |
1万円(2019年度まで) |
テキスト |
図がくそ |
図がわかりやすい |
講義動画 |
ダウンロード形式 |
ストリーミング形式 |
サポート体制 |
メール対応可能 |
問い合わせ不可 |
|
合格祝い金を含めた価格面ではレボ、テキストではマインドマップを採用している通勤講座、講義動画であればレボはダウンロード形式なのに対して通信講座はストリーミングです。ストリーミングはパケット食いしてしまうので厳しいですよね。動画もレボに軍配です。
メールでの問い合わせができるのもレボのようですし、使うならレボっぽいです。
今後の方針
ここまで調べておいてなんですが、まだ受験を決めていません。受験は8月なので受けるのであれば、さっさと決める必要があるのですが、なんせ科目数や勉強時間を見ると生半可な覚悟で行っても討死間違いなしです。しっかりと戦略を決めて断固たる決意で臨まなければいけません。
もし受験をするのであれば、これまでは株式投資がメインの話題でしたが中小企業診断士の話題が多くなるかもしれません。悲しき社畜のみなさんにも多少なりとも役に立つような記事になるよう心がけます。