悲しき社畜が経済的自由を目指すブログ

これは、悲しき社畜が経済的自由を目指す物語である。

NISA活用方法と収益シミュレーションについて考えてみた

皆さんNISAは活用しているでしょうか。

 

NISAとは、毎年決まった非課税投資枠が設定され、上場株式や投資信託の配当金(分配金)や値上がり益が非課税になる制度のことです。

www.rakuten-sec.co.jp

 

 

NISAは二種類ある

NISAといっても、一般NISAと積立NISAがあります。詳細については下の図を見てもらいたいのですが、ざっくりいうと年間の投資額と非課税期間と投資可能商品が違います。

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私の認識では、将来上る可能性のある個別株に一発勝負をかけたいなら一般NISA、コツコツ長年積み立てるなら積立NISAといったところでしょうか。どちらを選ぶかは自由です。どちらが有利といったこともありません。

NISAとつみたてNISA、なんとなく選ぶならどっち?メリット、デメリットは? | トウシル 楽天証券の投資情報メディア

で、私はどうしているかというと積立NISAを選んでいます。今回は具体的にどのような運用をしているのかについて書いてみます。

 

なぜ積立NISAなのか

なぜ私が積立NISAにしているかというと、一般NISAにしても投資枠が120万円と小さく集中投資するには物足りないこと、損益通算ができないということからです。私は個別株投資は、小粒のグロース株がメインなのですが個人的にはもう少し大きく資金を入れたいということがあります。

 

また、個別株は成長の前提が崩れたときに損切りする可能性があるのですが、NISAですと損益通算ができないので個別の投資には向いておらず、またそれが投資判断を狂わせた経験があるので、NISAについては毎月コツコツ何も考えず資金を積み立てられることにしようということになりました。

  

投資先はインデックスファンド一択

積立NISAでは毎月コツコツ積み立てるので、長期的に成長するマーケットを対象にしたインデックスファンドが有効です。私の投資先はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。これからも人口が増え、イノベーションが起こり続けるであろうアメリカのマーケット全体に投資をするのが最も良いと考えています。

 

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選べる投信は他にも沢山ありますが、①株式、②インデックス、③米国or全世界という条件であれば選択肢は10個程度に収まるでしょう。それであればこの商品以外であっても大した違いはありません。期待リターンが最も高いアセットクラスである株式を、インデックスの低コストで運用し、成長率が高い市場のファンドを買うという戦略が積立NISAに限らず積立投資には有効です。

 

S&P500の利回りは?

私はS&P500のインデックスファンドを買っているわけですがどのくらいリターンが出ているかを見てみましょう。このサイトを見ると、1926〜2012年の86年間の平均リターンは9.7%という結果であることがわかります。凄い利回りですよね。

karamete-fx-cfd.com

このくらいのリターンがあるのであれば、よほど高成長企業が見つからない限りはインデックスファンドへの投資で良いんじゃないかと思わせてしまいますね。

S&P500に20年投資をしたらどうなる?

そんなわけで、今回紹介した投資法で20年後にどれくらいリターンが出るかをシミュレーションしてみましょう。毎年40万円を投資して、年利9.7%得られると仮定すると総額リターンは以下の通りとなります。

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www.rakuten-sec.co.jp

 

20年間で800万円投資をすると、なんと2,434万円貯まることとなります!老後2,000万円問題が以前騒がれていましたが、積立NISAだけで解決してしまいますね!これがNISAでないとすると、結構税金を取られます。このケースだと約1,600万円の利益があるので、その20%の320万円が課税対象となるのですが、それが非課税となります。320万円も非課税になるって結構威力凄くないですか?

楽天証券での積立がオススメ

このように、結構な威力を発揮する積立NISAなのですが、登録は楽天証券を勧めています。楽天証券の優位性の一つとして、投信購入にクレジット決済が可能ということがあります。これによってなんと支払額の1%のポイントが貰えます。積立NISAは年間40万円が上限なので毎月30,000円弱の投資ができるのですが、そうすると1%の300ポイントが貰えることになります。商品をなにか買うことなくポイントがもらえるのは大変得だと思いますので、コスパ的には楽天証券一択だと思います。

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最後に

いかがでしたでしょうか。積立NISAは毎年の投資枠は小さいものの、今回の試算では、20年続けると2,000万円を超える資産を構築できることがわかりました。それを毎月3万円程度の支出と無理のない範囲でできるので、若いうちから続けることがお勧めです。そしてこれに加えて、個別株投資も続ければ将来資金に困るというのはあまりないのだろうなと思います。無理なく運用して豊かな老後を贈りたいですね。あわよくば老後になる前にゆっくり過ごしたいものです。