悲しき社畜が経済的自由を目指すブログ

これは、悲しき社畜が経済的自由を目指す物語である。

雇用の流動性について

深夜ですが、寝落ちしていたようで、目が冴えております。

 

というわけで、最近感じていることを備忘録として書き散らしていきます。

 

私はいわゆる一部上場企業に勤務しておりますが、そのやうな会社は労働組合が強く、社員は強く守られています。

 

それはそれでありがたいことですが、そうなるとあまり働かない社員も強く守られているってことで、真面目に働いていると自負している私にとってはあまり釈然としない感じなんですよね。。何が言いたいかというともう少し解雇規制は緩くていいんじゃないかなあということです。あと雇用流動性も高くなってほしいなあと感じています。

 

確かに雇用は守られるべきではありますが、あまりに解雇規制が厳しいと、一度しっかりした会社に入ってしまうと大して働かなくてもいいお給料を貰えてしまうおじさんが大量発生してしまうのですよね。

 

日本では、終身雇用制度が根付いているので、雇用の流動性が乏しく、人的資本の価値とは関係なく、初めて入社する会社で生涯年収がほぼ決まってしまいます。

 

これは人的資本の最適配置という観点から見ると、あまり好ましくないのかなと感じます。

 

雇用に流動性があれば、給料は最適化されますから、働かない人の給料は、それ相応のものになりますし、働く人の給料は上がるでしょう。今は、雇用に流動性が無いため、適正でない給料で働く人がたくさんいます。

 

適正ではない代表的なケース

①働いていなくてもお金を貰える大企業の窓際族

②働いていてもお金を貰えないブラック企業社員

 

十分に流動性のある市場においては、価値と価格は収斂していくのですが、流動性がなければ価値と価格の乖離は埋まりません。大企業窓際族やブラック社畜は、雇用流動性のなさがもたらした、それぞれ労働の対価が不釣り合いというわかりやすいケースとなっています。

 

雇用規制の緩和や流動性の上昇はブラック企業で働くインセンティブも減るので、待遇の悪い会社は淘汰されます。

 

そうすると、社会全体の人的資源配置が現行より的確になり、生産性は上がると思うのですよね。。。

 

後でまとめる事項

・終身雇用制度の成り立ちとこれから

・人的資本のアービトラージ

・ 価値と価格の収斂