企業の繁栄から衰退に至るまでの流れ
創業
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企業が成長する
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創業者利益を得る為&企業としての格を上げるため上場
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創業者やVCの株式売却による大株主の消失
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経営陣に創業者がいなくなり、サラリーマン経営者になる
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サラリーマン経営者の増加によるオーナーシップの低下(成長しなくていいや)
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役員報酬が企業の成長を連動しなくなり、成長インセンティブが低下する
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成長インセンティブ低下により、減点方式の評価方法が定着する
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経営陣の加点ではなく減点回避の行動が目立つようになる
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経営陣が減点回避型の人材で占められるようになり、後任も同様のタイプが選ばれるようになる
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社員(労働者)も減点回避型の人物が増えてくる
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仕事の仕方も減点回避型の仕様に変化する
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誰も責任を取りたくない(減点の恐れがある)ので、他部署回覧用の書類を大量に作るようになる
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アクションを起こすたびに書類作成や根回しが必要になる。アクションコストの増加
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書類作成が面倒くさいので社員のモチベーションが下がる
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アクションが遅くなる
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アクションが遅くなるとビジネスチャンスに乗り遅れる
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時流についていけず衰退
●大企業病を避けるための方策
・株主が経営陣を見張ること
・経営陣の報酬を成長や株価と連動させること
・減点回避型の評価制度にさせないこと