不安定な相場であってもやるべきこと
こんにちは。最近は相場の不安定さが凄くてビクビクしっ放しな社畜です。
相場サイクルの見分け方<新装版> ―銘柄選択と売買のタイミング
- 作者: 浦上邦雄
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
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さて、このような世界的な先行き不透明な状況は、長く株式投資をするにあたって何度も遭遇するであろう避けては通れない道です。ですので今後狼狽しないために、どういうスタンスで臨むべきなのかを考えておきたいと思います。
購入時の前提が覆されたこと以外で株を手放さないこと
これは一つの記事になるくらい大事なことですが、相場が荒れ狂っていても買った時の前提条件が覆されない限りは、売らないようにします。買うルールとしては以下のようなものが挙げられます。
- 今後3~5年にわたりEPSの15~20%成長が続くこと
- 適正価格以下であること
- 目標株価まで持ち続けること
- ビジネスモデルが破たんしないこと
例えば、ビジネス環境の変化によって成長が阻害されたことがわかった場合は売るべきですし、株価が仕手等によって暴騰し、目標株価まで行ってしまった場合も売ってしまっていいと思います。逆に言えば、買う時にはしっかりルールを決めていなければ、市場の変動によって狼狽し、損失を被る可能性が上がってしまうということです。
何が適正価格かというと難しいですが、自らのルールで定めた価格より下がったら買いましょう。株価が上がってるからと言って、流されるがまま買うのはNGです。基準を持たない売買は、容易に損をします。
需給と企業価値を切り分けて考えていきたいものです。
現物以外には手を出さないこと
これも重要ですが、信用取引は暴落でワンチャン破たんのリスクがあるので禁忌です。一気に資産が増えるチャンスがあるというのは、裏返しで破たんのリスクも同様に大きいのです。
キャッシュ比率を守ること
syachiku-finance.hatenablog.com
これも前に書いたのですが、大切です。私個人としては2~3割が適正かなと思っております。これを怠ると、暴落時に買い増す余力がなくなり、儲けるチャンスを逸してしまいます。これは機械的に決めるべきでしょう。
毎月、証券口座に入金を続けること
ある程度、資産が大きくなると毎月の変動が、給料の額を超えるようになっていきます。そうなると給料を節約しても無駄だと思いがちですが、そうではありません。支出は下方硬直性がありますので、一度生活レベルを上げたら下げることは難しいです。経済的自由のためには、生活レベルは極力上げないようにするべきです。また、資産運用は複利で増えますので、毎月の積み重ねは馬鹿になりません。その事は肝に命じておきましょう。
以上、私なりの決め事でした。