悲しき社畜が経済的自由を目指すブログ

これは、悲しき社畜が経済的自由を目指す物語である。

市場リスクと個別リスクについて

市場のボラティリティが大きい昨今でしたが、最近は貿易摩擦の影響も見通しが見えてきたせいか市場も落ち着いてきたようです。

 

 

市場サイクルを極める 勝率を高める王道の投資哲学

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さて、最近までのような変動が大きい相場においてどのようなスタンスで臨むべきか考えていましたが、タイトルのように2つのリスクを捉えておくと良いのかなと考えたりしていました。

 

市場リスクとは、世界経済全体の見通しや各国の状況等による市場まるごとのリスクです。貿易摩擦とかが起こると、資金が引き上げられて相場全体が下落したりします。個別リスクとは、個別企業の業績が起因するリスクです。個別株投資で注目すべきはこの個別リスクになります。

 

逆に言えば、市場リスクは読み切れないのであまり注視する必要はないと感じています。市場リスクによる暴落であれば、それはバーゲン価格で株が買えるときでもありますので、そういう意味では市場を絶えず見ておく必要はありますが、ビクビクして狼狽売りする必要はありません。

 

例外的な事象として、信用収縮があります。リーマンショックのときは拡大していた信用が一気に縮み数年間株価が上がりませんでした。では、何を以て「信用収縮」というのかは難しい問題ですが、とにかく見通し不安定といった市場リスク程度では、大きくポートフォリオを変える必要はありません。

 

すぽさんのエントリが参考になりますので貼っておきますね。

sprn.cocolog-nifty.com

 

割高で変えなかった企業を買うチャンスが来たなと思うことで、狼狽売りする投資家より有利です。感情で動いた売買は必ず損するようになっています。

 

どんなときでもリスクを峻別し理性的なトレードをしたいものです。