悲しき社畜が経済的自由を目指すブログ

これは、悲しき社畜が経済的自由を目指す物語である。

安心と安全の違い

安全と安心、似てるようでその意味は全然違います。安全であれば安心ですが、安心だからといって安全とは限りません。しかしながら、世の中の多くの人は安全より安心を求めます。

 


これが商売をする上でとても大切な違いになっています。安全よりも安心を求める人が多いと、リスクが過大に評価され、機会が過小評価される傾向が強くなります。本当は安全なのに、「安心」というお墨付きがないばかりに誰も出を出さない、という機会損失はあちこちに存在しています。

 


特に投資の世界では、多くの人がパニックになり、「安心」ではない時に比較的安全な大きなチャンスが転がってたりしています。

 


極端な例で言えば、リーマンショックの時がそうでしょう。その時は、信用危機に陥り多くの企業が潰れ、株価も軒並み大暴落しました。しかしながら、全ての会社が潰れるわけではありません。好景気により膨らんでいたマネーが弾けて、それに伴い株価は下がりましたが、暴落直後は、優良企業を激安価格で買うことができました。しかし、安心を求める人は、周囲に流されて機会を活かすことは難しいでしょう。

 

バフェットさんも言っていますが安全域を大きく取れれば高い利回りを安全に稼ぐことができます。この安全域という考え方はとても大切なので、後でまとめたいと思っています。

 


また反対に、金融雑誌が株式投資を煽り始めている時は、多くのマネーがすでに株に流入しているため、利回りは低下しますし、株価が下がるリスクも高いでしょうから、大きなチャンスは望めません。

 


大事なのは、ニュースや周囲のパニックなどに惑わされず、「安心」ではなく、「安全」にフォーカスすることです。「安心」できる時は「安全」とは限らず、「安心」できない時が「安全」かもしれません。

 


漫然とした「安心」に依存していると、儲けることはできません。自分で勉強して、調べてわかった「安全」は大きな利益をもたらします。